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excelで作ったシステムトレードを運用しながら儲けるための考えなどを更新中。
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売買に使いたいさやの動き方について、

1、一定のレンジの範囲で上下している。

2、さやの上下にサイクルがある。

などが挙げられます。

でもばっちり条件に合うさやはないので、条件にだいたい合致するさやを選びましょう。
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前回はさや取りのリスク軽減に多数のさや取りペアを売買すればよいと書きました。

多数のペアを売買するメリットはほかのリスク軽減もあります。

それは個別の通貨がランダムに上下する価格変動は偶然が支配するリスクと考えられ、アンシステマティックエラーと言われます。

この「アンシステマティックエラー:個別の価格変動」のリスクを「多数ペアの売買:分散投資」で軽減でき、さや取りの考えがポートフォリオ理論に繋がっていきます。
さや取りのデメリットとして、コストがかかる、利益が少ないなどあげられますが、こんなことはリスクを管理するうえでは小さいことだと思います。

リスクを抑えるために「分散投資」がありますが、各クロス円通貨に分散してロングのみの分散投資では、暴落時には皆下がるのでリスクを抑えることにはなりません。

こうした相場の上下のリスクに対して、相関係数の高い通貨ペアどうしを買いと売りで同時の持つことでリスクを抑えられることになります。

しかし持ったさやが逆に動く「また裂き」というリスクがさや取りにはあります。

それではこのリスクを減らすにはどうしたら良いか?

それはさや取りのペアを増やすことで軽減できます
エクセル関数のCORRELが使えるようになったら、出来るだけたくさんの通貨ペアのデータを使ってさやを見てみましょう。

AUD/USDとNZD/USDのさやがAUD/NZDとほとんど同じ動きをしていることが分かるでしょう。

この他にもあるので調べてみることをお勧めします。



データは前回の続きでAUD/JPYとNZD/JPYのさやを調べてみましょう。

エクセルシートのセルf10に =b10-c10 と入力後にコピーしてf30まで貼り付け。

f10~f30までがさやの動きになります。


この期間だと、11月6日の17.35が一番大きく、10月21日の15.34が小さいですね。

さやが大きくなっていくときにAUD/JPYを買ってNZD/JPYを売り、さやが小さくなっていくときはAUD/JPY売りNZD/JPYを買うと利益になります。(売買は同時に行う)

このさやの動きを利用して利益を狙うのがさや取りです。
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